例年5月ごろに開催されるServiceNow社主催のカンファレンス、Knowledgeが今年も開催されました。
弊社からはすでにKnowledgeのレポートを共有していますが、今回は「もう一つのKnowledge24」として、私の視点からのレポートをお届けします。
参加期間中、ナレッジの共通スケジュール以外はそれぞれの興味に合わせたセッションに参加し、抱えている課題に合わせてServiceNowの担当の方に相談していただききましたので、その中で入手した新機能に関する情報の一部をご紹介します。
※今回の紹介は計画レベルの情報が多く、リリースが遅れるかキャンセルされる可能性もあるのでご注意ください。
AIのサポート
今後、ServiceNowには「Now Assist」が導入され、さまざまなタスクを簡単に任せられるようになると思いますが、AIを活用した検索結果の改善には引き続きサポートが必要です。
特に、ServiceNowの「AI Search」機能では、役立つ検索結果を提供するために工夫が求められます。
AI Searchの設定でルールを作成し、推奨したい結果を上げるなどの対応ができますが、ルールの数に合わせて管理が難しくなり、限界があります。
その変わりに「Advanced AI Search Management Tools」を使うことで、回答するコンテツのぬけもれや不備を見つけ、コンテンツを改善することが可能となります。これにより、AI Searchがより役に立つ結果を返せるようにサポートできます。
詳細に関してはAdvanced AI Search Management ToolsのDOCSを参照ください。
特に、ServiceNowの「AI Search」機能では、役立つ検索結果を提供するために工夫が求められます。
AI Searchの設定でルールを作成し、推奨したい結果を上げるなどの対応ができますが、ルールの数に合わせて管理が難しくなり、限界があります。
その変わりに「Advanced AI Search Management Tools」を使うことで、回答するコンテツのぬけもれや不備を見つけ、コンテンツを改善することが可能となります。これにより、AI Searchがより役に立つ結果を返せるようにサポートできます。
詳細に関してはAdvanced AI Search Management ToolsのDOCSを参照ください。
ServiceNowのScript
ServiceNowがECMAScript 2021 (ES12) のサポートやGlideQueryの提供を開始し、より書きやすく、安全なスクリプトの作成が可能になりました。
また、スクリプトの安全性向上のために、「Security Center 1.5.3」のスキャン機能が充実しています。このスキャン機能によって、既知の問題パターンや社内ルールに沿っていないロジックを検知することができ、より安全なスクリプトの実装が可能です。
さらに、ServiceNowのJavaScriptはApache Rhino上で動作しており、Platformで使われているJavaロジックを実行するケースもあります。その際、ServiceNowのAPIからJavaオブジェクトが返されることがあるため、JavaScriptオブジェクトとJavaオブジェクトのメソッド定義の違いを理解し、扱う変数のタイプを正確に把握することが重要です。
使用している変数がJavaScriptオブジェクトではなくJavaオブジェクトを含む可能性がある場合、ロジックを実行する前にタイプの確認が必要です。また、実行しようとするJavaScriptメソッドが存在するか、テストで確認するなどの対策が必要となります。その際、場合によってはj2jsのAPIで対応が可能です。
また、スクリプトの安全性向上のために、「Security Center 1.5.3」のスキャン機能が充実しています。このスキャン機能によって、既知の問題パターンや社内ルールに沿っていないロジックを検知することができ、より安全なスクリプトの実装が可能です。
さらに、ServiceNowのJavaScriptはApache Rhino上で動作しており、Platformで使われているJavaロジックを実行するケースもあります。その際、ServiceNowのAPIからJavaオブジェクトが返されることがあるため、JavaScriptオブジェクトとJavaオブジェクトのメソッド定義の違いを理解し、扱う変数のタイプを正確に把握することが重要です。
使用している変数がJavaScriptオブジェクトではなくJavaオブジェクトを含む可能性がある場合、ロジックを実行する前にタイプの確認が必要です。また、実行しようとするJavaScriptメソッドが存在するか、テストで確認するなどの対策が必要となります。その際、場合によってはj2jsのAPIで対応が可能です。
CSDM5
CSDMの新しいバージョンのリリースが近づき、これまでのCMDB管理における課題の解消と管理範囲の拡大が期待できます。
またCSDM導入時には、CSDMライフサイクルのCMDBと資産の同期機能が改善され、より安定したライフサイクルの管理が可能になります。
またCSDM導入時には、CSDMライフサイクルのCMDBと資産の同期機能が改善され、より安定したライフサイクルの管理が可能になります。
Automation Engine
Automation Engineの機能は今後さらに充実する見込みです。
特に注目すべき新機能として、Document Intelligenceの日本語サポートが予定されており、これによりプロセス内で日本語資料から取り込んだデータが利用可能になります。
また、Kafkaがデータストリームのソースとして採用できる様になり、データのマッピングにAvroのスキーマも利用可能になるそうです。
外部システムとの認証では、ユーザーの個人認証情報の活用やZero Trustのサポートが追加される予定です。
さらに、新しいフローのトリガーとしてWebhookやPollingのトリガーが追加されるそうです。
ここまで注目の新機能を書かせていただきましたが、これらはほんの一部になります。今後のアップデートにより、さらに便利で柔軟な自動化が可能になることが期待されます。
さいごに
ServiceNowを活用した業務改善をお考えの場合には、
弊社のServiceNow導入サービスをよろしくお願いいたします。
ServiceNowについて更に詳しく知りたい方は、
ServiceNowに熟知したSTSメンバーがよりよいシステム構築をご提案しますので、ぜひご相談ください。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。