こんにちは、ServiceNow担当のマサヒロです。
みなさんは自分だけのServiceNowの検証環境がほしいと思ったことはありませんか？（ServiceNowとは？の説明はこちら）

ServiceNowではいますぐに無料で自分だけの検証環境を利用できます。

本番環境とほぼ同一環境で、有料アプリも検証できます。購入を催促してくることはありません。
クレジットカード情報も不要です。
 

この個人環境のことをServiceNowではPersonal Developer Instance（PDI）と言います。

日本語では個人インスタンスと呼んだりします。個人インスタンスは学習や検証に使えて使用期限はありません。ただし、ビジネス（実業務を運用すること）やプロダクション（実業務利用アプリの構築をすること）としての使用は禁止されています。
「Personal Developer＝個人開発者」のようにも読み取れますが、企業の開発者が学習や検証のために使うことができます。

詳しくは公式サイトServiceNow Developersで検索キーワード「PDI」を検索して関連記事を参照してみてください。

 

もし学習目的であれば、公式学習サイトNow Learningをおすすめします。

学習コンテンツによっては学習テキストと一緒にServiceNow環境が用意してあり、学習テキストの手順をその環境で実際に体験しながら学習できます。学習サイトには無料の学習コースが多数用意されていますし、有料の学習コンテンツでは講師による講義を教室（もしくはZoom会議）に集まって学習することもできます。

まずは、ServiceNow 開発者サイトに行きサインインします。
ServiceNow開発者サイト ServiceNow Developers
ServiceNowのアカウントをまだ作成していない場合は、ページ内の「Sign up and Start Building」からアカウントを作成してください。見つからない時は「Sign In」から「Get a ServiceNow ID」でアカウントを作成できます。


サインインしたら「Request Instance」（インスタンスの要求）をクリックします。（ボタンが見えない場合は、ウインドウを広げるか、まるいアイコン押下時のメニューを確認してみてください。）


「Request Instance」から次の画面に進み「Request an Instance」の中から利用したいServiceNow バージョンを選択します。Latest Release（最新リリース）を選びましょう。

「Request」をクリックして次に進みます。

1分ほど待つとインスタンスの準備が完了します。処理待ちの時はInstance StatusがFulfilling Request（要求の実行中）となっています。いつまでもステータスが変わらない時はブラウザを更新してみてください。

しばらく経つと「Your instance is ready!」（インスタンスの準備ができました！）と表示がでます。ユーザー名とパスワードを覚えましょう。「Your instance URL」をクリックすると自動的にServiceNowにログインできます。


利用するバージョンによりServiceNowの初回画面は違います、いまは以下のような画面です。お知らせなので、×ボタンで閉じてください。

これで手順は終わりです。

あとは自分専用のServiceNow環境で、すばらしいユーザー体験をしましょう。

補足ですが、個人インスタンスは数時間利用していないと休止状態になります。起動するには開発者サイトでインスタンスを起動させます。10日間休止状態が続くと自動的にインスタンスは消えてしまいます。経過日数や状況によっては復旧ボタンから復旧できます。消えてなくなっても何度でも再取得は可能です。


ServiceNowの個人インスタンスで何をして良いかわからない場合は、学習サイトNow Learningの初心者コースを受けましょう。

ほかには開発者サイトServiceNow DevelopersのLearn（学習）やGuides（案内）には基本的な情報や手順の情報が多く掲載されています。

日本語による資料を読みたい時は、ServiceNow製品ドキュメントサイトをご確認ください。

弊社のServiceNow導入サービスもよろしくお願いいたします。
ServiceNowについて更に詳しく知りたい方は、
ServiceNowに熟知したSTSメンバーがよりよいシステム構築をご提案しますので、ぜひご相談ください。