テレワーク おすすめ 第2弾 ~ヘッドセットを利用したWeb会議について~

テレワーク おすすめ 第2弾 ~ヘッドセットを利用したWeb会議について~

with コメントはまだありません
PREVIOUS

みなさまこんにちは、酒井です。

テレワークの普及により、在宅でWeb会議に参加するケースが増えてきているかと思いますが、
ご家庭の中の生活音やお子様の声、自宅の周囲の工事や飛行機、救急車のサイレンの音を拾ってしまい、こちら側の周りの音が相手側に伝わり、自分の声が相手に聞こえなかったり、その雑音に会議での声がかき消されてなかなか会議に集中できないことありますよね。

そういった雑音などを消去できるといいのに、
と考えたことある方もいらっしゃるのではないでしょうか?


では一体どうやったら雑音を消去できるのでしょうか。


  • 高価なヘッドセットを利用したら解消できるのでしょうか?
  • Microsoft認定のヘッドセットを利用したら解消できるのでしょうか?
  •  公式URL:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/microsoft-teams/across-devices/devices


    価格帯の違いによる差が気になっても、高価なヘッドセットをWeb会議のためだけに
    個人で購入して検証することは難しいので
    本記事では皆さんに代わって、値段の違いによっていったいどれくらいの差があるのか、
    また接続方式による違いの観点から、ヘッドセットの音質について検証してみました。


    検証したヘッドセット

    以下の観点でヘッドセットを選定しました。
    • ・Microsoft認定のヘッドセットで金額の大中小
    • ・同一機種で、接続方式がジャックケーブルのものとUSBケーブルのもの

    No メーカー 製品 購入価格(税抜き) 選定理由 接続方式
    1 Sennheiser ADAPT 560
    ¥41,800
    Microsoft公認
    (金額:大)
    Bluetooth & 無線USB
    2 Jabra Evolve2 40
    ¥23,950
    Microsoft公認
    (金額:中)
    USB
    3 Jabra Evolve
    ¥7,000
    Microsoft公認
    (金額:小)
    USB&
    ジャックケーブル
    4 Sennheiser VoIP PC 5.2 CHAT
    ¥6,400
    同一機種で接続方式による違いの検証 ジャックケーブル
    5 Sennheiser VoIP PC 8.2 USB
    ¥9,000
    同一機種で接続方式による違いの検証 USB

    検証内容

    ヘッドセットを利用した個人的な主観と、相手側の主観で
    それぞれ以下の検証項目について比較してみました。

    環境 利用アプリ 検証項目
    個人環境 Microsft Teams 周囲の音の大きさ
    自分の声の聞こえやすさ
    相手の声の聴きやすさ
    接続のしやすさ
    つけごこち
    相手環境 Microsft Teams 自分の声が相手にクリアに聞こえる
    自分の周囲が騒がしい時の影響
    (空調、子供の声、救急車の音)

    検証結果

    1.Microsoft公認ヘッドセットの金額による音質の違い

    環境 検証項目 Jabra Jabra Evolve2 40 Senheiser ADAPT 560
    ¥7,000
    ¥23,950
    ¥41,800
    評価 内容 評価 内容 評価 内容
    自分側 周囲の音の大きさ noiseキャンセルないので、普通に聞こえる noise(Passive)、普通に聞こえる noiseキャンセル(Active)機能で周囲の音を遮るため、静かな部屋にいる感覚となる。相手の音が聞きやすくなる。周りが騒いでいても静かに聞こえる。
    自分の声の聞こえやすさ 普通 自分の声が割れたような感じで聞こえて気持ち悪い 自分の声もはっきり聞こえる
    相手の声の聴きやすさ クリア クリア クリア。気持ち一番きれい
    接続のしやすさ 有線なので普通につながる 有線なので普通につながる × 無線USBなので非常に便利だが、認識されないことがあり、ストレスを感じる
    つけごこち 長時間(1、2時間)装着していると耳が痛くなるが、通常の会議であれば耐えられるレベル 長時間(1、2時間)装着していると耳が痛くなるが、通常の会議であれば耐えられるレベル × ワイアレス高音質で快適な音声通話できるが、短時間(20~30分)でも装着していると耳が痛くなる
    耳が熱くなる
    相手側 自分の声が相手にクリアに聞こえる クリア クリア クリア
    自分の周囲が騒がしい時の影響
    (空調、子供の声、救急車の音)
    周りの音が4割、自分の声が6割 周りの音が4割、自分の声が6割 × クリアに聞こえるため、うるさい

    Microsoft認定のヘッドセットでも、高価なものだろうが、安価なものだろうが、中くらいの値段のものだろうが、相手側からすると音質など大差ありませんでした。

    さすがに2~3千円くらいのイヤホンマイクと比べると、7千円以上のヘッドセットは音質はクリアに聞こえますが、会議に支障が出るレベルではないので、個人的には正直安くていいかなと感じました。

    今回検証した7千円~4万円のマイクだと、相手側は違いがわかりませんでした・・・。

    ただ、4万円のパッシブノイズキャンセリングがついてるヘッドセットになると、周囲の音声をほぼ完全にシャットアウトしてくれるので快適に使えます(ただ、重いので、長時間のWeb会議には向かないかも?しれません)

    Microsoft公認のヘッドセットだとしても、特にほかのヘッドセットと違いはなさそうです。 さらに高性能なヘッドセットだと多少は違うのでしょうか・・・。

    2.同一機種で接続方式が異なるタイプとの比較検証

    環境 検証項目 SENNHEISER VoIP PC 5.2 CHAT SENNHEISER VoIP PC 8.2 USB
    ジャックケーブル
    USB
    ¥6,400
    ¥9,000
    評価 内容 評価 内容
    自分側 周囲の音の大きさ 普通に聞こえる 普通に聞こえる
    自分の声の聞こえやすさ はっきりきこえる はっきりきこえる
    相手の声の聴きやすさ クリア 若干こもった声が聞こえ、ジャックタイプに比べ音量が少し小さいような気がする
    接続のしやすさ 繋げてすぐ認識するため、使い勝手がよい 繋げてすぐ認識するため、使い勝手がよい
       ただし、USBポートが一つしかないPCではマウス(USBタイプや無線レシーバ)などが接続できず不便
    つけごこち スポンジタイプで圧迫感もなく疲れにくい スポンジタイプで圧迫感もなく疲れにくい
    相手側 自分の声が相手にクリアに聞こえる イヤフォン+内蔵マイクに比べクリアかつ 聞き取りやすい イヤフォン+内蔵マイクに比べクリアかつ 聞き取りやすい
    自分の周囲が騒がしい時の影響
    (空調、子供の声、救急車の音)
    周りの音が4割、自分の声が6割 周りの音が4割、自分の声が6割

    同一機種による接続方式による違いについては、USB接続方式のヘッドセットを利用している側は相手の音声が少しこもったように聞こえ、音量も少し小さく感じました。

    ただし、比べると気持ちわかるかな?くらいのレベルなので接続方式による違いは、そこまでないと言ってもいいかもしれません。

    相手側は、どちらも全く同じように聞こえました。

    結論

    今回の検証の目的は、
    Web会議時相手側にいかに自分の周囲の雑音が聞こえないかという観点での検証になりますが、

    その観点での結論は……

    ~ヘッドセットは5千円~1万円くらいの値段で十分~

    7千円でも4万円でも、相手側にはほぼ違いはわかりません。
    周囲の雑音も、どのヘッドセットを利用しても同じレベルで相手側に聞こえます。
    ※今回の検証したヘッドセット内での結論です。
    ※高価なヘッドセットになるほど、ヘッドセットを利用している側の音質などの満足度は高いです。


    余談ですが、
    実はこの検証しているとき(2020年11月頃)に、Teamsのノイズキャンセリング機能が実装されたので、合わせて使ってみましたが、めちゃくちゃすごいです。

    真横で音楽流しても、子供が大声で叫んでも、ほぼ相手側には聞こえませんでした。

    もともとやりたかった、Web会議時の相手側への雑音の消去はヘッドセットではなく、
    Teamsのアプリの設定でできることがわかりました。


    こうなると、なおさらヘッドセットは安くていいですね。笑
    物理的に雑音をシャットアウトするのではなく、アプリ側でシャットアウトできるとは……。
    ただこの設定、PCのCPUの性能などによって、使えるPC、使えないPCがあるのでご注意ください。

    詳細な要件はMicrosoftのページなどからご確認ください。
    公式URL:Teamsのノイズ抑制機能について

    最後に

    今回の検証は、ヘッドセットの性能を否定しているわけではありません。
    また、使用している本人の聞きやすさなどの観点で言えば、
    高価なもののほうが断然良かったです。(あくまで個人の感覚です)

    ただ、相手側に対して自分の周囲の雑音が聞こえなくなるヘッドセットがあるか、
    という観点では、今回試したヘッドセットでは高価なものでも安価なものでもどれも大差なく周囲の声や音を拾っていました。

    ヘッドセットのみで周囲の雑音を遮ることは難しそうでしたが、
    Teamsのアプリ側でここまで雑音をカットできるとは正直驚いてます。
    様々なWeb会議アプリケーションがありますが、
    いずれWeb会議アプリケーションによる違いなども記事にしていきたいと思います。


    過去記事はコチラ!

    本記事はいかがでしたか?

    酒井
    Follow 酒井:

    株式会社システムサポート BSX事業部 2009年入社。広島県出身広島育ち。サービスデスクとしてシステム運用保守、業務プロセス改善を担当 趣味はこどもと一緒に遊ぶ