【Celonis認定資格】 EMS Technical Expert取得してみた

【Celonis認定資格】 EMS Technical Expert取得してみた

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みなさんはじめまして。BSX事業部新入社員のもろです!

今回は、プロセスマイニング最大手のCelonis認定資格、EMS Technical Expertを文系卒・業務経験もない中で1か月で取得できたので、体験談を紹介します!

Celonisとは?

CelonisはCelonis社が提供するプロセスマイニングプラットフォームです。

プロセスマイニングとは、日々の業務データを集めてビジネスを可視化し、データをもとに非効率な要素の分析・改善する分析手法です。分析・改善をとおして、業務実行能力の最大化を目指します。

Celonis社はプロセスマイニング分野においてのグローバルリーディング企業であり、世界シェアNo.1を誇っています!Celonis社村瀬社長は、Celonisについて「真の意味でのDX促進のラストピース」(引用 : https://www.celonis.com/jp/blog/last-piece-to-dx/)といった表現もされており、大注目の製品です。

詳しいCelonisの内容はコチラ↓ ↓
【DXにおける最後のピース】Celonis EMSをご紹介

EMS Technical Expert とは?


概要



EMS Technical Expertとは、Celonis社認定資格である4つの資格のうちの1つであり、製品の扱いに関しての知識・技術力に関する技術的分野の資格です。データの取り込みや分析画面の設計など、Celonis導入に際して必要になる製品についての知識があることを証明するものです。

勉強方法については、Celonisの提供している無料のトレーニングがあるので安心です!


トレーニングの概要



先ほども紹介した通り、Celonisの提供するトレーニングは全て無料で、豊富なコンテンツが用意されています!今回は、EMS Technical Expert取得に必要なトレーニングを紹介します。
受講が必要なトレーニングと流れは以下の通りです!

 
  1. Welcome Kit受講
  2. Go to Market Fundamentals または Project Delivery Fundamentals受講
  3. Celonis製品の使用方法に関する講座6つ受講
 

・Review and Interpret Analyses

Celonisでの分析で最も広く使用されるコンポーネントについて学ぶ

・Build Analyses - Basic

分析を行うための画面の設計方法について学ぶ

・Build Analyses Advanced - Advanced

クエリ言語や実際の分析での使用方法について学ぶ

・Build Knowledge Models and Views

視覚的な表示ができるviewの作成方法と、view作成に必要なknowledge modeの定義方法について学ぶ

・Build Action Flows

定型作業を自動化するツールの構築について学ぶ

・Get Data into the EMS

データの取り込みに必要な知識全般について学ぶ

 

内容ごとに細かく分かれていたので、他業務と並行していても計画を立ててコツコツ進められるような構成でした。日本語のコンテンツは一部で、英語で受講するコースがほとんどでしたが、画像や動画もあるので、翻訳ツールを併用すれば理解できるような内容でした。


試験受験の概要



EMS Technical Expert獲得のためには、合計5つの試験が必要です。
各試験の構成はというと…

 
  1. Build Analyses - Basic

試験時間40分  全25問19問以上正解


  1. Build Analyses -Advanced

試験時間45分  全28問20問以上正解


  1. Build Knowledge Model and Views

試験時間40分  全26問20問以上正解


  1. Build Action Flows

試験時間40分  全27問19問以上正解


  1. Get Data into the EMS

試験時間50分  全33問24問以上正解

 

1度にすべて受験する必要はなく、各試験ごとに受験可能・トレーニングコースの分野ごとの試験だったので、トレーニングの復習⇒1つ受験のような受け方もできます。

分野の難易度ごとに合格基準は異なっていましたが、70~76%の正答率で合格できます!試験の結果はすぐに表示されるので、合否がわかるまでのモヤモヤがなくて良かったです。

「意外と基準が高いな…」と感じるかもしれませんが、1度の購入で2回まで試験に挑戦できます。一度不合格になってしまっても、知識不足だったところを復習して再チャレンジできるのはなかなか大きいですね。ただし、90日以内に試験を完了する必要があるので注意です!

合格までの道のり

私はCelonisチーム配属後、EMS Technical Expertの取得を目指してトレーニングの受講に取り組みました。私の場合は業務経験がないので、一部単語や仕組みを理解するのに時間がかかると考え、受講時間はCelonisが提示しているものの2倍を想定しました。3週間でトレーニング受講、1週間で復習&試験受験と計画を立てて勉強をしました!


トレーニング期間



1st week
【Welcome kit, Project Delivery Fundamentals, Review and Interpret Analyses受講】
「Celonisってなに?」「プロセスマイニングって聞きなれないし難しそう」といった状態からの開始でした。
幸い英語の読みには抵抗がなかったのですが、業務経験もないため見知らぬ単語が山ほど出てきて調べながらの勉強でした。
Revie and Interpret AnalysesからはCelonisの実際の画面を見ての学習が入ってくるので、Celonisとは何か、どう分析するのかがなんとなくわかってきました!

 
2nd week
【Build Analyses - Basic, Build Analyses - Advanced, Build Knowledge Model and Views受講】
このあたりから、トレーニングや知らない単語を調べつつ勉強することにも慣れてきました!トレーニングの内容も、実際に手を動かしながら学習する部分なので楽しかったです。Build Analyses - Advancedでは、Celonis独自のクエリ言語PQLの学習もあり理解に時間のかかる部分もありましたが、チームの先輩を頼りつつなんとか理解できました!ここまで受講すると分析画面の設計方法や画面の見方は大体わかってくるので、「Celonisってなに?」状態からは脱却です!

 
3rd week
【Build Action Flows, Get Data into the EMS受講】
いよいよトレーニング受講は最後の週です!この週のトレーニングでは、自身のトレーニング環境にデータを取り込んだり、Action Flow(定型作業を自動化する仕組み)の作成を実際に行っていくので、とても勉強になりました。ここまで受講すると、データの取り込みから画面設計まで一通りの内容を学べたことになります!


試験受験



Last week
最後の週はいよいよ試験受験です!1つの試験にかかる時間が大体30分くらいなので、丸1日トレーニングの復習 ⇒ 業務終了前に試験受験の計画で受験しました。業務経験がないこともあり、データベース関連の知識も問われるGet Data into the EMSは2日間使って復習&受験をしました。
6日間で順調に試験に合格し、無事1か月でEMS Technical Expertを取得しました!

 

感想

EMS Technical Expert取得の体験談、いかがだったでしょうか?

新しく勉強する内容ばかりでしたが、チーム内に本資格の取得者の先輩方がいらっしゃるので、わからないことを質問できる環境+トレーニングに集中できる環境があり、約1カ月で資格取得ができました!

Celonis提供のトレーニングも充実していて、基礎からの内容+無料で何度でも復習が可能なので、英語の試験であることや聞きなれない単語が多いことに対してあまり不安に感じることはないかなという印象を持ちました。

今回の資格受験で得た知識を活かし、「真の意味でのDX促進のラストピース」(引用 : https://www.celonis.com/jp/blog/last-piece-to-dx/)ともいわれるCelonisで、お客様の業務改善・効率化に寄与していきたいです。

トレーニングは無料なので、この記事をみて少しでも興味を持った方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか!

 

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システムサポートでは、Celonis社のパートナーとして、Celonis EMSの導入・活用・展開支援サービスを行っています。
 
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株式会社システムサポート BSX事業部所属 2022年新卒入社。 Celonisチームに所属し、日々勉強中。