Windows Server 重複除去を試してみた!(その2)

Windows Server 重複除去を試してみた!(その2)

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はじめに


みなさん、こんにちは!横Tです!
前回、「Windows Server重複除去を試してみた(その1)」という重複除去機能のインストールから有効化までを記事にさせていただきました。今回はその第2弾となります!
有効化した重複除去はどのようにして実行されるのか、詳細設定はどうなっているのか、という点について記事にしていきたいと思います!
ではさっそくまいりましょう!

Windows Server重複除去の実行

前回の記事では有効化までを行いましたので、操作はその続きとなります。また今回検証する環境も前回同様です。
そもそも「インストールしたんだからもう実行されるのでは?」と疑問に思う方もいらっしゃるかと思いますので、順番に見ていきましょう。

まずは、有効化したときと同じようにサーバマネージャーから「データ重複除去の構成」を開きます。
サーバマネージャ画面
(クリックで拡大)


それぞれ必要に応じて以下を設定します。今回は3日後に拡張子、対象外フォルダ/ファイル指定なしで重複除去されていく例で設定していきます。

重複除去の対象する経過日数を指定(最小0日、最大4294967295日)
重複除去の対象外とするファイル拡張子を指定
重複除去の対象外とする「フォルダ」を指定(ファイル単位では指定不可)
問題なければ「重複除去スケジュールの設定」を選択します。

重複除去詳細設定画面

「バックグラウンドの最適化を有効にする」と「スループットの最適化を有効にする」にチェックを入れます。
「バックグラウンドの最適化」にチェック
「スループットの最適化」にチェック

スループットのほうは細かくスケジュール設定ができるので、皆さんの環境に合わせてたスケジュールを設定ください。 というのも、重複除去はそれなりにサーバに負荷をかけるので、夜間帯など普段人が使わない時間がいいですね!
問題なければOKを選択して完了です!
重複除去スケジュール画面

では、さっそく効果を見てみましょう!(ジョブ設定時にすぐに動き出すよう時間指定したのですぐに結果がわかります。)
なお、このジョブが稼働しているかはPowerShellで「Get-Dedupjob」コマンドを使用することで確認でき、ジョブが動いていないときは何も表示されません。
PowerShell画面
◆ジョブ実行
ジョブ実行前画面1
ジョブ実行前画面2


どうでしょうか?
もともと空き領域が「38.5GB」だったものが「48.7GB」となり、およそ10GBほどの空き領域を確保することができました! これでさらにデータを保存することができますね~♪。
今回データとして用意したのはおよそ11GBほどだったので、ジョブが完了するのに5分もかかりませんでしたが、データ多くなればなるほど1回のジョブが完了するにはもっと長時間かかることにはご注意ください。



ということで、Windows Server重複除去を実際に動作した場合にどうなるのか紹介してきました。
では、この機能、「有効化したのなら無効化ももちろんできるよね?」ということで次はこの機能を無効化してみたいと思います!

Windows Server重複除去の無効化


はい。さっそく無効化です。有効化した直後に無効化です。(検証だからね!仕方ないね!)
ではサクサクっといきましょう!

サーバマネージャーから「データ重複除去の構成」を選択。
サーバマネージャー画面

「汎用ファイルサーバー」となっているところを「無効」にしOK。
重複除去詳細設定画面

よし!無効化完了!











あれ?容量が変わっていませんね。
そうです。サーバマネージャーから無効化にしただけでは、今後増えるであろうデータに対しては実行されることはありませんが、すでに重複除去の対象になったデータはそのままなのです!
ということで、すでに重複除去の対象になったデータも元に戻すにはもうひと手間加える必要があります。

PowerShellを起動して「Start-DedupJob -type Unoptimization」を実行。
Powershell画面

これで元のデータ量に戻りました!
Powershell画面

おや?サーバマネジャー上では空き領域はほとんど元に戻っていますが、除去率や節約量が中途半端に残っていますね。
サーバマネージャー画面

エクスプローラー上で元の容量に戻っているので時間が経てば表示にも反映される思いますが、念のためサーバ再起動をかけたところ有効化前と同様に何も表示されなくなりました!
サーバマネージャー画面

これにてWindows Server重複機能の基本操作は以上となります。いかがだったでしょうか?
単純に有効化したり無効化するのであればそこまで難しくないと思いますが、実際に業務で使っているサーバに導入する場合は影響が出ないように、というところでもっと細かく考慮が必要になると思うので、その際は慎重に導入をご検討ください!

まとめ

・重複除去はスケジュールを設定して実行する!
・重複除去の実行はサーバ負荷がかかるため実行時間は要確認!
・重複除去はデータが多いほど時間がかかるので要注意!
・無効化した場合は重複除去済みのデータの解除も忘れずに!


それでは皆さん、今回もここまで読んでいただきありがとうございました!
さて、次はどんな記事を書こうかなー。

本記事はいかがでしたか?

横T
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BS事業部 2018年1月 中途入社。 入社後は基盤チームとして1人前になれるよう日々精進中。 最近は生春巻きを巻くことにはまっている。