前回の記事：【CyberArk】新人メンバーが紹介してみた ～CyberArk PAMの基本編～ - So-da
 
 

システムサポートでは、基本的に以下のようなプロセスで導入を進めていきます。


step1：ヒアリング、見積もり
お客様の環境や、管理が必要な特権アカウント、管理の方法などについてヒアリングを行います。

stap2：設計
お客様から頂いた情報を基に、設計を行います。

step3：構築、テスト
製品のインストール、初期設定などの構築を行います。構築後は、動作確認や各種サービスとの連携確認を行います。

step4：運用手順の作成
引き渡し後、お客様自身で運用をスムーズに行うことができるよう、必要な操作に対する手順書を作成します。

step5：トレーニング
本番環境での利用開始に向け、QA対応や技術移管を行います。

その他、「デモを実施してほしい」、「自分たちの環境に効果があるか検証したい」といったニーズにもご対応させていただきます。

 

 

CyberArkには、対象の製品に応じた複数の資格や、学習を行うためのトレーニングコースが用意されています。それらをクリアすることで、実際の案件でも活用できる知識やスキルを身につけることができます。

 

Defender PAM

PAMの運用や保守業務に関わる知識があることを証明します。
トレーニングコースでは、検証環境にて製品の設定を実際に行い、CyberArk製品の基本的な運用方法について学んでいきます。

 

Sentry PAM

PAMの展開や構成に対するスキルがあることを証明します。
トレーニングコースでは、検証環境にてインストールや初期設定を行い、導入支援に役立つ実践的なスキルを身につけていきます。

 

CDE-PAM

CyberArk PAMを効果的に実装、管理する能力があることを証明します。
トレーニングコースでは、トラブルシューティングの方法などを学び、実際の案件でも発生しうる様々なトラブルに対応できる力をつけます。
実技試験となるため、知識だけでなく、自らの力でトラブルを迅速に解決する能力が求められます。

 

CDE-CPC

PAMのクラウド版であるP-Cloudを導入、構成するための実用的な知識があることを証明します。
トレーニングコースでは、特権アクセス管理関連以外のCyberArk製品にも触れながら、クラウドソリューションを最大限に活用する方法を学びます。
PAMの知識が前提となっているため、レベルが高く、取得することで対応できる案件の幅が大きく広がります。
こちらも実技試験となり、実際のお客様環境を想定し、要件に沿って導入、構成ができる能力が求められます。

 

CDE-Access

ユーザー情報を管理し、各種リソースに対するシングルサインオンや多要素認証を提供する、CyberArk Identityの資格です。
特権アカウント管理と少し趣旨は異なりますが、webポータルログインのためにPAMと併用することで、より安全で利便性の高い構成をご提案することができます。
実技試験を通して、導入や構成を適切に行うことができる能力があることを証明します。

 

CDE-EPM

アプリケーションやユーザー特権の制御により、コンピュータ（＝エンドポイント）を保護する、CyberArk Endpoint Privilege Manager の資格です。
EPMでは、様々なポリシーを組み合わせて、不要なアプリケーションのブロック、ユーザーがアクセスできるフォルダの制限などを行います。
試験は実技試験で、要件に合わせたポリシーの実装が正確に行えることを証明します。

 
 

システムサポートは、実技試験を伴うCDE資格の取得者が多く在籍しています。また、導入実績も増加しており、CyberArkチームのメンバーに高い技術力と豊富な経験があることが証明されています。
 

 

今回は、導入プロセスや資格についてご紹介しました。

CyberArk製品の詳しい機能については、こちらの連載記事にてご紹介しています。CyberArk製品についてもっと詳しく知りたい方、実際の操作画面を見てみたい方は、ぜひご覧ください。

【CyberArk PAM】第1回 特権ID管理システム「CyberArk PAM」の紹介
システムサポートでは、CyberArk製品のコンサルティングから導入、運用まで幅広い支援が可能です。
ご興味がありましたら、ぜひお気軽にお問合せください。

お問い合わせはコチラ