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新人の呼びかけで企画がスタート!スマホアプリ「ランチおみくじ」開発者インタビュー - So-da

作成者: |Feb 7, 2017 3:00:00 PM
2/3に恵方巻を食べて、気分上がりまくりのBS事業部の周です。
プライベートで縁起がいい亀を飼っているので、亀にあやかり、
IT∞風水で(業界初?!)快適なエンジニアライフの実現を密かに企ててます。

 

さてさて、今回のSo-daでは
石川県の地元紙”北國新聞”にも取り上げられた「ランチおみくじ」の㊙誕生秘話を
開発メンバーが赤裸々に語っちゃいます。

メンバ紹介

株式会社システムサポート
石川県出身 ディレクター/アーキテクトとしてWEBシステムの開発案件に多く携わる。
カレー好き。「昨日もカレーだったんだよね」は甘えだと思っている。

株式会社システムサポート
WEBシステムのプログラマーやりつつ、当サイトのディレクションをしている。
新宿ラーメン屋巡りとスマホゲームはライフスタイルの一部。

 

株式会社システムサポート
現在はお客様先にて開発/保守を担当。
ランチおみくじ開発者。本サイトの運営メンバの一人である。

スマホアプリの企画・開発~リリースまでのポイント、
最後にランチおみくじに込めた思いをお伝えできればと思います。

:加藤さん、ランチおみくじをバスッとかっこよく簡単に紹介してください。
加藤:ランチおみくじは「毎日の昼ゴハン同じお店で飽きたよ〜」って人向けのスマホ振るだけでお店をオススメしてくれるアプリです。
ぜひスマホで「ランチおみくじ」を検索〜

 

:さっそくぐいぐい売りに出てますねw

2015/12/23 クリスマス・イブ・イブに有志の男性社員が会社に集結。
持ち物はクリスマスプレゼント、、、そんなはずもなく、
ここに持ち寄ったのは、頭をひねりにひねって出したサービスの逸材ばかりだった。 加藤:最初は河谷さんの呼びかけがきっかけでしたね。
若手で企画したい、まずはコンペしましょう、って。

 

河谷:当初SIerではできないことがしたかったです。
元々BS事業部の社員同士の仲がよく、休日でも気楽に会えたんですが、そこから集まって一緒に何か作ろうって動きがないのがもったいないと思ってました。
人も集まるし、せっかくだから何か一緒に作りたいって思ったのが始めでしたね。
そこでコンペという形で、みんなのアイディアを持ち寄って、企画していこうと思いついたんです。

加藤:もっと自分の欲求に落として言うとどうしたかったの?

河谷:お金儲けしたいとかは思わなかったです。
みんなで開発がしたいっていう気持ちもですが、一番に世に出したかったんです。
集まるからには何かを作り上げたいという気持ちが強かったです。

:加藤さん、「ランチおみくじ」を構想した背景はどういったものだったんですか?

 

加藤:私がサービスを考えるときは、自分の困り事を取り上げて、それを解決できないかと考えます。
良いテーマでも他人事だと感情移入してドライブできないこともあるし、自分がユーザである方が刺さる設計ができる可能性が高いので。
今回は毎日のランチ選びが身近な困り事でした。

:なるほど、確かにビジネス街だと飲食店も数多く出店していて、1時間しかないランチタイムで、
何食べたらいいか選択するのは、ビジネスマンの常の悩みですね。
誰しもおいしいランチを食して、午後にパワフルに働きたいですし。
ところで、ランチにおみくじ要素を取り入れたのはどんな発想だったんですか。

加藤:グループでお店選びがまとまらない時って結局ジャンケンで決めたりするじゃない、それをアプリで再現したくてランダムの象徴=おみくじ となりました。

:そういわれると、確かに普段のランチ選び、ランダムに決めてますね。
提案時にすでに開発する目安はあったでしょうか?

加藤:実現性は担保するように企画しています。幸いエンジニアなので技術的な実現性は企画時にある程度わかりますし。今回はそんなに大きいボリュームにならないもので、
さくっと作れるものを意識してました。

河谷:実際コンペでの勝因で一番そこが大きかったですね。
コンペでは、実現性、ニーズ、収益性の三軸でコンペは評価して、
実現性とニーズが一番あるのが、「ランチおみくじ」でしたね。

:正直”これはいけるな”という自信はありましたか?

加藤:自信はそこそこありましたね笑
「エレベータピッチ」というフレームを使うと
コンセプトがイケてるか判断したり、人に手短に伝えられます。

エレベータピッチのテンプレート

それをランチおみくじではこうアレンジ

河谷:数ある提案の中でも、一番作るイメージがしやすい内容でしたね。

河谷:あまり時間をかけずサクッと新サービス作りたかったので、
開発当初からIOSにもAndroidにも適応できる開発をしたい構想はありましたね。

 

:ハイブリットアプリですね。
一つの開発コードで済むから、作業コストも時間も短縮できましたね。

河谷:それが最終的にはCordovaをフレームワークに選んだよね。
やっぱりIOSとAndroidの2つに開発を分けなくてよかった。

加藤:それと、当初はGoogleのフレームワークPolymerもいれましたね。
ただAndroidでテストした時、期待した動きにならなくてハマりましたね。

河谷:技術的な挑戦はしたものの、時には妥協も必要ということ。
最終的にはリリースを優先しました。
Androidをやらない方法を取ることもできましたが、それが目的ではなかったですから。

河谷:クライアント案件の開発だと安定的に使えるフレームワークが使われがちなので、
こういうチャレンジだからこそ新しいものに挑戦してみたかったです。

加藤:自分たちでリスクが取れる開発だからここでチャレンジをして技術習得→他案件へ展開って流れがいいね。

加藤:アプリの内容がシンプルなのでデザインは訴求ポイントにしたかった。
皆エンジニアでチームにデザイナーはいないけど
ドローイングツールの「Sketch3」を使って頑張ってみました。

 

:ランチおみくじのトップ画像は黄金比が元になっているんですよね。
実はこういう部分にもこだわりがありましたね。

:コミュニケーションツールにChatWorkを使ったのもよかったですね。

 

河谷:実際会わなくてもChatworkを介して連絡がとれるし、
ファイル共有がやっぱり楽で、スピードがありました。

:リモートでそれぞれタスクと期間を決めて、推進してましたね。

加藤:作業環境といえば、カフェで集まって作業してたんだけど
wi-fiが無い場所だとサイズの大きなファイルがダウンロードできず
それが無いとその日の作業が進まなくて
結局、男だけでパンケーキ食って帰ったことがありました・・・

加藤:実際ランチおみくじを振ってみるけど、出てきたお店に実際行くかというと行かないこともある。
ランチおみくじを振ったら、そのお店行かなきゃっていうか、
このお店は絶対行きたいっていう必然性を持たせたいよね。

 

河谷:ブックマーク機能はつけたいな。
一度行きたいなって思ったお店は保存できれば使い勝手がいいと思うんです。

:ブックマークされているお店の位置やメニューからレコメンドをどんどんおみくじの結果にだせるとよりユーザが欲してる情報を提供できますよね。

:開発は一旦終わりましたが、こう話してみると、まだまだやりたいことは尽きそうにありませんね笑

座談会も気づくと夜の九時を回っている

三人とも座談会で話疲れ、頭はすでに役に立たない状態。

加藤:おなかすいたなあ。この後何食べようか。

河谷:うーん。そうですね..

:そ、そんなときこそ「ランチおみくじ」ですよ。
実は夜でも使えますし。

スマホを取り出し、すかさず「ランチおみくじ」を起動する
三人同時に振ってみた。

加藤:めっちゃおいしそうなお店が出てきたんだけど!

河谷:飯屋ですか

加藤:スペインバルだね~

:今夜は運命にしたがって、そのお店に行きましょうか。
(最後にCMくさい紹介でした、すみません。。。)

ご意見どしどしお待ちしております。
今後も「ランチおみくじ」をお願いします!