【ServiceNow】 Certified Implementation Specialist – IT Service Management 資格取得までの道のり

【ServiceNow】 Certified Implementation Specialist – IT Service Management 資格取得までの道のり

皆さん、こんにちは。
ServiceNow担当のにっしーです。

ServiceNowメインライン認定資格の1つであるCertified Implementation Specialist - IT Service Managementを、新卒1年目の内に取得することができましたので、今回はその合格までの道のりをご紹介します!
*学習方法や学習時間にこれが正解というものはありませんので、参考までにご覧ください。

【ServiceNow】 IT Service Management領域について

IT Service Management (ITSM)とは、業務のニーズに合わせて適切なITサービスの提供・管理を行うものです。
ITSMを導入することで、ITサービスのプロセス(インシデント管理・問題管理・変更管理・リリース管理等)の継続的な効率の向上に役立ち、コストの削減・従業員へのITサポートの向上といったメリットを提供します。

↓詳細はこちらから
(参考:ITSMとは? - IT Service Management - ServiceNow

トレーニングコースについて

Certified Implementation Specialist - IT Service Managementを取得すると、ITSMアプリケーションに関する技術的な知識を身に着けていることを証明できます。

資格を取得するためには、2つのオンデマンドコース又はオンライントレーニングコースの受講が必須です。
  1. ServiceNow ITSM Fundamentals
  2. ServiceNow ITSM Implementation
(講師付きITSM Implementation コースの受講完了時点で、試験登録用のバウチャーコードを取得することができます。)

私は、ITSM Fundamentalsコースをオンデマンドタイプで約10時間
ITSM Implementationコースを講師付きオンラインタイプで3日間受講しました。
現在はどちらも日本語対応されているため、スムーズに理解を進めることができました!

試験の出題範囲は以下です。(2024/5/8時点)
(引用:Credentials - ServiceNow Certified Implementation Specialist - IT Service Management 試験仕様書)

勉強方法

私はトレーニング受講後に約1ヶ月間かけて、計25時間勉強しました。
(ITSM Implementationコースの受講期間を含めると、約46時間になります。)
私がトレーニング受講後に勉強した中で、重点的に行った以下2点の内容を紹介します。
 

①トレーニングテキストを読み込む

前述したシラバスの内容はトレーニングテキストの内容に沿って構成されており、
特にITSM Implementationコースの内容に沿ってシラバスが組まれていたことから、ITSM Implementationのテキスト内容を重点的に読み込みました。

また、ここで重要なことは、分野ごとの出題割合が決められていることです。
より効率よく高得点を取るために、出題割合の高いものから優先的に勉強することを意識しました。
私はトレーニング受講後の1週間は、出題割合の高い「インシデント管理」「変更・リリース管理」「サービスカタログ」のテキスト内容を優先的に読み進めました。
特に、あまり慣れていない「変更・リリース管理」の内容については、2~3周繰り返し読むことで、聞きなれない単語を覚えるようにしました。

 

②デモ環境で動かす

テキストを熟読して大まかな内容を暗記することができた後は、より内容を定着させるために実際にデモ環境を動かしました。
IT Service Managementの対象範囲はとても広いという特徴があり、丸暗記をしただけで試験に臨むと、薄っすらと記憶にはあるが思い出せず、選択肢を絞り切れないということにもつながってしまいます。

トレーニングコースで使用するデモ環境は、トレーニング終了後も一定期間使用することができるため、テキストに登場したテーブルやレコードを実際に動かすことで、モジュールの構成やプロパティであっても、そのメカニズムを明確にして理解することができました。

また、ただテキスト内容を暗記するよりも、楽しく理解することができるといった利点もあります!
実際に私が試験を受けた中でも、デモ環境を動かしたことで問題文の内容をイメージ化することができ、直感的に解答することができた問題もあったため、とても役に立ったと感じています。

加えて私の場合は、テキストの読み込み → デモ環境での確認 → テキストの再度読み込み、といった順番で勉強を進めることで、知識の定着を確実なものにしました!

まとめ

私の合格体験記いかがだったでしょうか。
トレーニング受講後の主な勉強方法として、
・出題割合の高い項目から、テキストの読み込みを行うこと
・デモ環境を動かし、感覚的に操作方法を覚えること
以上の2点を押さえて学習を進めることで、約1か月間での資格取得を達成することができました。

資格取得で得た知識をもとに、今後もServiceNowを用いた業務改善に寄与し、更なるServiceNow認定資格の取得に励みたいと思います!

ServiceNowを活用した業務改善をするなら、弊社のServiceNow導入サービスをよろしくお願いします。
ServiceNowについて更に詳しく知りたい方は、ServiceNowに熟知したSTSメンバーがよりよいシステム構築をご提案しますので、ぜひご相談ください。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

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株式会社システムサポート BSX事業部でServiceNowを担当しています。