実はうち、LINEスタンプやってます。[LINEスタンプ制作第1弾]

実はうち、LINEスタンプやってます。[LINEスタンプ制作第1弾]

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はじめまして、BS事業部の山崎と申します。
普段はシステム運用や開発に従事しております。

私たちBS事業部では、主軸とするシステム構築・運用、業務支援だけでなく
さまざまな制作活動やサービスを企画・提供に挑戦しています。
今回はその活動の1つを少し紹介したいと思います。

はじめに

突然ですが、私は絵を描くのが好きで
趣味でほそぼそと描いているのですが
その特技を活かして事業部内でミニプロジェクトを発足し
こんなスタンプをつくりました。

「あ、応援してます」
※2020年4月をもって、販売は終了しました。

電柱やボールとかの静物にヒトが入っていて、
そっと励ましの言葉をかけてくれる、ゆる~い「モノぐるみ」スタンプです。

ここでは私が初めて作ったLINEスタンプの企画から出来上がるまでの
お話をさせて頂きたいと思います。

企画する

まずは案だしです。
なにぶんはじめて作ることもあり、クリエイターズスタンプを参考に
企画会議の案出しのために手書きでラフをさくさく描いていきました。
こんな感じです

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動物、着ぐるみ、何かのキャラ…など、
まだここからどんなスタンプが生まれるか想像がつかない段階でした。

これを企画会議へ持って行き、プロジェクトメンバー皆で揉んでいきました。
話すなかでスケッチしていた着ぐるみしてるひと(=ものぐるみ)が面白そう…ということで
ものぐるみにして面白いシチェーションは何かブレストしていきました。

たとえば、

  • ホワイトボードに顔出していたら
  • 時計に顔を嵌めていて「時間だよ」と言っていたら…
  • バスケットのカゴだったらインパクトあるかも

などなど。

…現実に居たらとても危険なひとですね(笑)。
出てきたアイデアをその場でさらさらとスケッチブックに描いて形にしていきます。
こんな感じです

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この時点でスタンプのコンセプトが良い感じにまとまりました。
ここで出たアイデアの一部は実際にスタンプ化しています。

作る

しかし、案の固まったスタンプは10個もありません。
作らないといけないスタンプは40個、道半ばです。
けれどアイデア出しのお陰で作成方針は出来上がっていましたので、
一挙に残るスタンプ案を出し切ることにしました。
筆でひたすらスケッチブックに下絵を描いていきます。
こんな感じです

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なんとか40個の下絵ができました。さらにこちらをスタンプに仕上げていきます。
スタンプの作り方はさまざまですが、私の場合は
スキャナでマックに取り込みPhotoshopでせっせと色塗りしていきました。
手描きを取り込むためごみが沢山できて取るのに苦労しましたが、
今ならIllustratorで線画トレースしてライブペイントで色塗りが
手間がかからなかったなあ…と思います。

さあ申請だ

やっとの事で作りあげた40ケものスタンプたちを
いよいよアップする段階です。

ローンチ会議でメンバーが集まり、
スタンプ名や紹介文を決めていきます。
もろもろ素材が揃い、アップ!
…しかし即リジェクトされてしまいました。何故?

ドット絵が得意なメンバーに見てもらったところ
サイズで引っかかったり透過画像でなかったりで弾かれてしまったようです(汗)。
その方に手際よく画像編集して頂き再度アップ…
今度はうまくゆきました。感謝!

おわりに

このスタンプ、出てから随分経っていますが
普段から自分で使ったり紹介したりして今も活用しています。

みんなでアイデアを出し合って作るプロセスを踏んだことで
良いものが出来たと思います。
それに個人的には働くひとをふっと和ますようなものが作りたかったので
とても気に入っています。

ご興味あるかたは是非ご購入頂けると嬉しいです。
お読みになって頂きありがとうございました。

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Follow 山崎:

長らく顧客常駐にて基幹系システムの運用を経験、現在は Webシステム開発・保守に携わる。 週末によく美術館に出かけて巨匠の絵の描き方に感銘を受けてます。